本作品は長い物語を1文ずつ抜き出し、画像を徐々に変化させることで、最初の一枚から物語を経て最終的に1枚の画像を作り上げる。物語の題材としてウィリアム・シェークスピアの悲劇である”リア王”を使用し、画像生成にはStable Diffusionと独自のプログラムをにより自動的に生成を行った。まず”リア王”という単語から画像を生成し、それに対してリア王のテキストを前から一文抜き出しPromptとして適用して画像を再構成する。生成された画像に対し、次の一文を抜き出し再構成する。このプロセスを最初から最後まで行うことで途中経過がすべて蓄積された1枚の画像を生成することを目的とし、複数回この施行を行い組み作品とした。

以下使用した元の映像作品である

Resonant Chain #1a
Resonant Chain #1b
Resonant Chain #1c
Resonant Chain #1d