本作品は膨大な数の自動生成の連鎖によって生み出される新たな表現方式の可能性の模索をコンセプトとする。
これを実現するためにクロード・モネの”印象・日の出”を題材として、その画像データと作品の詳細な解説文をセットとして用いた。オリジナルの絵画をベースに、その解説文をPromptとしてimg2imgによる画像の再構成を行う。生成された画像に対して同じ解説文をPromptとして再構成する。このプロセスを3600回から12000回を1試行として複数回実行した。この施行によって生み出された特徴的な抽象化が行われた画像を組み作品とした。再構成プロセスを繰り返すことで、徐々に特徴が強調されすぎて崩れていく様、新たに生まれる表現に着目した作品である。

以下はもととなった映像である

Resonant Shifts #2a Sunrise

Resonant Shifts #2b Sunrise
Resonant Shifts #2c Sunrise
Resonant Shifts #2d Sunrise

Resonant Shifts #2e Sunrise

Resonant Shifts #2f Sunrise