Date
2012/06 ~
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初期は電子弓弐式改_一葉を使用、SOWN2012、TGS2012での展示の際は電子弓弐式改_一葉改を使用
SOWN 2012 日本マイクロソフト賞
Laval Virtual Awards 2013 3D Games & Entertainment 賞
CEDEC 2013 インタラクティブ発表賞大賞
TECHKRITI 2014 招待展示
NICOGRAPH International 2014 招待講演・展示
Abstruct
コンセプトは、モノ感、視野、認識。
モノ感を実現するために、和弓の四半弓をベースに電子弓を開発、視野・認識を実現するため暗闇に光を撃ちこむといゲーム内容にしている。初期を「光弾の射手」、現在のものを「The Light Shooter」と区別する。
初期の「光弾の射手」は、暗闇の空間上に隠されたターゲットを探しだし射抜くことを目的とした。ブロックの集合体の障害物を光で照らしだ し、その地形を把握し、破壊しながらターゲットを探す。弦を引くと弓で狙ったところに光を照らし、弦を放つと光弾が放たれ、その光弾が闇を照らした。電子 弓を使うことで本物の弓を扱う感触を得られ、ゲーム空間と現実空間の身体意識が一致し、さらに弓を構えた方向に映像が投影されるため、画面の束縛から解放 された複合現実感を推し進めた体験が可能となる。
SENSE OF WONDER NIGHT 2012や東京ゲームショウ2012で展示の「The Light Shooter」際はさらに発展させ、GUIを含め、すべて白い点と線だけで表示し、バイオロジカルモーションを応用した表現にした。
電子弓を使い、暗闇に光を撃つというコンセプトは同じであり、弦を引き弓を向けた方向にのみ光が照らしだされ、白い点が浮かび上がる、白 い点だけで表現されていてもバイオロジカルモーションの要領でそれらが生物の動きを元にしたものであれば動き出すとプレイヤーはそれを認識できる。弦を放 つと光弾が放たれ、その光弾は白い点の一部を頂点とするブロックの辺を線として浮かび上がらせ、さらに隠れている人や動物を線にんげん等として照らす。 ゲームの目的は白い点の中に隠れて襲ってくるこれらの線にんげんなどを探して撃退することにある。
弓はまっすぐ構えると貫通力と速度のある光弾が一発、左右に傾けると遅く貫通力が皆無だが複数の光弾を撃つことができる。プレイヤーはこの2つの射撃方法を使い分けて敵を撃退する。

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